「私が幸せじゃないのは、こんなに辛いのは、お前がいるからだ！しね！」
って言われて育ったからね
（いつもってわけじゃないよ。
愛情はもらってたの、今はわかるよ。歪だけどね。）
「あ、私は生きてるだけで人を不幸にするんだ」
って心の底から思ってたの。
だからね、
「私が不幸なのは、あいつのせい」
「あの人の言う通りにしたら、うまくいかなかった」
「私は頑張ってるのに、まわりが認めてくれない」
って、言ってる人が、すごく嫌いだった
でもね、本当は、羨ましい気持ちもあったの
いつも、誰かのせい、何かのせいに
できていいなぁ、って。
絶対楽だよなぁ、って
それを許されるところで、生きられていいなぁ、って
愛されてて、いいなぁ、って
全部ぜんぶ、
自分のせいなんだ、私が悪いんだ
って思って生きてきたから。
辛かった
寂しかった
誰にもわかってもらえなかった
人ってなんで生まれてくるんだろう
こんなに辛いのに、
なんで生きてなきゃいけないんだろう
何回もしのうと思った
でも、しねなかったからね、
誰か、私のこと、ころしてくれないかなぁ
って思いながら、20年以上生きてて
やっぱりさ、今でも思い出すのよ
辛かったこと
寂しかったこと
わかってもらえなかったこと
いっぱいあるのよ
今とっても幸せ
誰も意図的に私を傷つけないし
しにたいと思うことはなくなった
私の気持ちを大切にしてくれる人に囲まれて生きてる
ありがとうって毎日思ってる
でも、今でも当時を思い出して
涙がとまらなくなること、あるんだよ
周りの人たちのおかげで
元気に明るく生きてるけどさ、
心の中が真っ暗になる日もあるんだよ
みんなが、当たり前って思ってること
大切な人が生きてること
美味しいごはんが食べられること
おうちがあること
自分の不幸を誰かのせいにして、生きられること
本当はとっても幸せなんだよ
幸せを感じること、あきらめないでね
幸せって、いつでもそこにあること、覚えててね
