父と母の顔と私の過食

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セルフケアをしながら浮かぶ2人の顔

私が小さい時
ご飯を残すと、父からお皿を投げられました
ご飯を残すと、母は泣いていました
ご飯を残すと、父は裸足のままの私を外に出しました
ご飯を残すと、母から酷い言葉で責められました

幼い私は、
ご飯を食べれば怒られないんだと気がつきました
ご飯を食べると父と母が喜ぶんだとわかりました
ご飯を食べてると嫌なことを忘れられました

食べさえすれば良いんだと当時の私は思いつきました 

苦しくてもお腹が痛くても食べればいいんだ
って。

だから食べたくなくても
吐きそうになっても
お腹を壊しても頭が痛くなっても
食べていました

自分の体を傷つけて
自分の心を守っていたんだな
って、今になって気付きました

大人になって

「食べすぎだ」
「太り過ぎでしょ」
「見苦しい」
「ちょっとは痩せたら?」

と両親から言われるようになりました。
私はイライラしました。
とってもイライラしました。
すごく、すごく悲しい気持ちになりました。

もらったのは両親からの
愛情だったのか、呪いだったのか。

でも、今は、そんなことどうでもよくて。

もう私は大人で、
一緒にいる人も、食べる物も
働き方も、住む場所も
自分で選べるようになりました。

とっくに大人になっていました。

食べても、食べなくても
どれだけ太っても、甘えても
笑って受け入れてくれる
大好きな人がいる喜びを噛み締めながら
朝ごはんを食べました。

この記事を書きながら、
涙がポロポロ出てきます。

もっと書きたいこと、あるけど
今日はおしまい。また聞いてね。
いつもありがとう

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ふじにいるふじこ

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